世界中のおもしろいことば
一ヶ月程前から英語の勉強を再開しています。
起床後30分、通勤中に40分、帰宅後に20分の1日計90分。
継続は力なりを信じてこれからもコツコツ積み上げるのみです。
さて、今日は最近読んだ本に関する記事です。
突然ですが、読者の皆さんは"PORONKUSEMA"という単語をご存知でしょうか?
これはフィンランド語でポロンクセマと読み、"トナカイが休憩なしで疲れず移動できる距離"を意味します。
それってどれぐらいの距離?と気になるところですが、約7.5kmだそうです。
世界で唯一のサンタクロース村を有する何ともフィンランドらしい言葉ですが、
こちらの本を通じてこの言葉に出会いました。
気になったことば
世界中のユニークな言葉に想像力を掻き立てられるイラストが添えられ、
楽しく読み進める事が出来ました。読了後に思ったのは、
- 独自の言葉を通じて、その国ならでは文化や風習、価値観が垣間見えてくる。
- 日本語でピッタリはまる言葉が無い感情を表す言葉と出会えたことの喜び。
いくつかお気に入りの言葉を紹介すると、
- VACILANDO(スペイン語)
どこへ行くかよりもどんな経験をするかという事を重視した旅をする。 - WALDEINSAMKEIT(ドイツ語)
森の中で一人自然と交流するときのゆったりとした孤独感。
VACILANDOという言葉、元来旅好きで沢山の経験をして人生を豊かにしたいと
日々思っている、そんな自分の価値観にドンピシャな言葉だと思い、
思わずブログのタイトルに採用してしまいました。笑
スペイン人、良い言葉を使うな~
WALDEINSAMKEIT(ヴァルトアインザームカイトと読みます)という言葉も、
1人で自然と触れ合っている時に感じる静寂や孤独が入り混じった感情を
この言葉に出逢うまでは日本語で的確に表現する事が出来ませんでした。
きっとドイツでは昔から、多くの人が自然と親しんできた中で誕生した言葉なのでしょう。
今回紹介した言葉はごくごく一部です。この本を通じて、
その言葉が生まれた背景に想いを馳せる事でその文化への興味が湧いてくるかもしれません。
自分の中で埋もれていた感情を呼び起こしてくれる素敵な言葉に出会えるかもしれません。
そんな新しい発見に繋がれば幸いです。